JR 南武線武蔵溝ノ口駅前で倒れていた 60歳代の男性が発見されました。駅員らの協力を得て、胸骨圧迫(心臓マッサージ)や AED を使用しました。男性は無事に意識を取り戻すことができました。(神奈川新聞 2007年 8月 8日)
60 歳の男性を助けた方は、主婦業の傍ら、市民を対象にした心肺蘇生の講習会で指導にあたっている方です。日頃の講習の成果が実りました。
高校野球試合中、高校2年生男子が、打球を左胸に直撃して受けたあと心停止になりました。監督が心肺蘇生を開始し、2 分後に学校事務所に設置してあった AED により除細動を 1 回実施しました。その場で意識が回復しました。(読売新聞 2007年 4月30日)
現場での対応が素早く行えた救命例です。胸骨圧迫(心臓マッサージ)をすぐに開始したことと AED が学校に設置されていたことが好結果となりました。
仙台市地下鉄の駅構内で40代男性が心停止になりました。偶然、改札口を出た医師が駆け寄り、男性に胸骨圧迫(心臓マッサージ)と人工呼吸を行いました。駅員は駅務員室に置いてある AED を持ち出し、医師の指導で男性に取り付けました。直後に駆けつけた救急隊が AED を使用し、一度の電気ショックで心拍が回復しました。(河北新報 2007年1月29日)
医師と駅員の素早いチームワークと対応による救命例です。街中にある AED が効果を発揮しました。いざという時のために備え付けられた AED が功を奏しました。
ゴルフ場でプレー中に急に倒れた男性に対して、設置してあった AED を使用し、救命講習で学んだ心肺蘇生を実施して救命したものです。倒れた男性は、後遺症もなく元気に社会復帰されています。(2006 年 8月27日 読売新聞)
直前に参加していた心肺蘇生講習が役に立った救命例です。AED も落ち着いて使用することが出来ました。このように早い応急手当てをすることで人の命を救うことが出来ます。そのためにも、講習会への参加をお勧めします。
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